2014年のノーベル物理学賞は、中村修二・カリフォルニア大学教授ら3人に贈られることになりました。中村教授は記者会見の中で、かつて勤めていた日亜化学工業での日々をふりかえり、「日本には自由がない」と研究環境の改善を訴えました。
中村教授の開発した青色発光ダイオード(LED)は1.4兆円もの市場を創出したとも言われていますが、中村教授が発明当時勤務していた日亜化学工業とは発明の帰属をめぐって訴訟にまで発展しました。
日本企業がこれからも成長し続けるためには、研究者が意欲的に研究活動に取り組む、新しいイノベーションを次々と創出していくことが必要です。このような訴訟のゴタゴタはできれば回避したいところです。
今後、企業は社員のイノベーションを促すために何をするべきなのか、専門家の方々に聞きました。
【ビズテリア経営企画 編集部】