プレゼンは資料作りで決まる! 意思決定を引き寄せる6つのステップ(天野 暢子)
2014/07/30
「明日のプレゼン大丈夫かな?」
こんなことを思いながら、次の会議に向けて準備をしている人も多いと思います。
この「プレゼン」という言葉。
一昔前にはなかった言葉です。少なくとも日本では。
ある時期から「プレゼンテーションが必要だ」と言われるようになり、
それが広まってきて「プレゼン」と略されて、
今ではどの会社でも当たり前のように使っています。
プレゼンテーションと言うと
こんなイメージがありませんか?
この写真は、東京オリンピックの招致委員会が
アルゼンチンのブエノスアイレスで開かれたIOC総会で最終プレゼンテーションを行ったときの1枚の写真です。
招致委員会副理事長、水野正人さんのプレゼンです。
あの滝川クリステルさんの「お・も・て・な・し」も
この時に行われたプレゼンです。
どうでしょうか?
表情が豊かで、会場で聞いている人たちの心を揺り動かされそうな感じがします。
「でも、自分にはこんな演技はできないなあ」
そんな風に思う方も少なくないと思います。
「表情豊かで、表現に溢れ、時にはウィットに富んだユーモアも交えてプレゼンをしなくてはいけない。」
そう思っている方も多いでしょう。
しかし、成功するプレゼンのポイントは意外なところにあります。
今回ご紹介する書籍、
「プレゼンは資料作りで決まる! 意思決定を引き寄せる6つのステップ 」(天野暢子 著)では
タイトルの通り、資料作りが重要だとしています。
先ほどの東京オリンピック招致委員会のプレゼンでは、
プレゼンターの表現力が注目されましたが、
この本の著者、天野暢子さんは、「資料作りのコツ」をおさえれば、プレゼンを成功させられると指摘しています。
ある一定のテクニックがあるそうです。
天野さんは、
プレゼンテーションを中心としたコンサルタント「プレゼン・コンシェルジュ」という
とてもユニークな肩書を持って活躍されています。
もともと、広告代理店や企業の広報などでキャリアを積み、
「提案する側」「決裁する側」両方の立場で、1000を超えるプレゼン案件に携わった
いわばプレゼンのエキスパートです。
その天野さんが、成功するプレゼンの要となる「資料作りのコツ」をこの本の中で公開しています。
滝川クリステルばりの表情を作れないあなたも、
この本を読めば、プレゼンの達人になれるかも知れません。