東京・大手町で初の温泉＝16年春完成施設で活用―三菱地所

三菱地所は１５日、ビジネス街の東京都千代田区大手町の地下から初めて温泉を採掘したと発表した。温泉は２０１６年春に完成予定のフィットネス施設や宿泊施設で活用する。同社は周辺のビジネスマンや国内外の観光客に利用してもらいたい考えだ。

出典: 時事通信

東京大手町といえば、銀行や証券会社、その他大企業の本社がならぶ、世界でも有数のビジネスの中心地です。そんなオフィス街に、「温泉を採掘」というちょっとミスマッチな発表がありました。

この発表を行った三菱地所は、大手町のフィットネスクラブなどのリラクゼーションスペースを作ろうとしています。大手町のビジネスパーソンが仕事の帰りに利用できるサービスの一環として、温泉も掘ったというところでしょうか。

大手町は一方で、外国人にも人気のスポットです。日本に進出してきた外国企業が拠点を構えたいと思う場所の１つに大手町があります。オフィスの窓から皇居が一望できるような物件は外国人ビジネスマンに人気が高いとのことです。

そのような外国人にも関心の高い大手町に温泉を作ろうとする今回の計画は、大手町を新しい町に変える可能性もありそうです。