2014/07/14
通信教育サービス大手、ベネッセコーポレーションが保有する大量の顧客情報が流出した問題で、警視庁の取り調べを受けたいた外部の派遣社員が情報を持ち出しについて関与を認める供述をしたとNHK報じています。
今回の顧客情報流出は760万件という膨大なものであり、かつ、子どもの情報ということで、社会的にも大きな関心を呼んでいます。
度々報じられる企業の情報流出。今回の件もそうですが、その多くは、IT技術の脆弱性から情報が流出するよりも、むしろ悪意をもった人を介して漏洩するケースがほとんどです。
情報漏洩というと、情報セキュリティの強化の方に意識が向かいがちですが、むしろ情報にアクセス可能な人をどのように管理するのかということが、それ以上に重要であるということをこの問題は示唆しているようです。