2013/11/07
伝えなければ、何も始まりません。
商品もサービスも、それを顧客に伝えなければ購入の可能性はありません。
あなたしか知らないことを、誰にも伝えなければ、それは「無かったこと」と同じになってしまいます。
ですから、「伝える」ことは重要です。
「伝える力」(池上彰 著)は、ビジネスシーンにおける「伝える力」の高め方について書かれた本です。
「伝える」ということは、一見簡単そうに思えます。
しかし、紙に書かれていることをそのまま読み上げた時、
それを聞いた人は、直ぐにそのことを理解できるかというと、
必ずしもそうではありません。
伝えることは奥の深いことです。
伝えるためには、まずそのことを理解している必要がありますから、
理解力も必要です。
そして伝える相手がだれかに応じて、話し方を変えなくてはいけません。
子どもに伝えるのか、
大人に伝えるのか、
大人だとしても、その人はどんな人か、
その分野に精通している人か、そんなに予備知識がない人か、
などなど。
「伝える力」の著者、池上彰さんは、
「伝える力」の中で「話す」「書く」「聞く」能力の全てが必要だと述べています。
まさに「伝える力」は様々な能力を組み合わせた、
コミュニケーションそのものであると言えます。
「売れる」ためにも、その商品、サービスを如何にして「伝える」かが課題となります。
「伝える力」(池上彰 著)は「売れる」を考えるシーンにおいても必要となるスキルを教えてくれる一冊です。