すごい売り方(木村和男)から学ぶストーリーテリング
2013/11/23

「すごい売り方」の木村和男さんは、この本の中で、
「誰でも必ず売れるようになる!」と力説しています。
そして、そのための様々な営業テクニックを紹介しています。
これらは木村さん自身がモノを売る仕事を長年経験した中で、培ってきたものです。
それをこの本では惜しげもなく、紹介しています。
この営業テクニックの1つに、
「物語」で売る、というのがあります。
店頭では売りづらいとされている白いロングコートを
物語にして売るやり方が木村さん流に紹介してあります。
この「物語」というアプローチ。
最近では、ストーリーテリングという言葉で知られるようになってきました。
ストーリーテリングとは、伝えたいいことやアピールしたいことなどを、
そのことを連想させるような体験談、エピソードなど、「物語」にして伝える手法のことです。
子どもの頃に体験した絵本の読み聞かせなども、ストーリーテリングの1つと言えるでしょう。
このストーリーテリングという手法は、主に企業のリーダー研修などで使われています。
上司が部下に何かを伝えるときの方法として学ぶケースが多い様です。
木村さんは「すごい売り方」の中で、
このストーリーテリングを商品の販売、特に、店舗での対面販売の場面において、
有効活用している様です。
ストーリーテリングの具体例として読んでみても面白いかと思います。

関連記事:
すごい売り方(木村和男)から学ぶ顧客の心理学