会社と社員、両者のビジョンの重なる部分を増やして行く。　- 「社員のやる気を高める方法」

「この会社でこの仕事を一生懸命やれば、自分は成長できる」と感じさせることが重要です。

そのためには、自分の将来の夢や目標といったビジョンを会社が理解してくれていて、また応援もしてくれるという実感を社員が持てる様になることです。

それを実現するためには、いくつかのステップが必要です。

まず最初に、社員一人ひとりに、自分のビジョンを聞きます。まだビジョンがないのであれば、それを考えてもらうようにします。そして、次に今度は会社側から、その人に何を期待しているのかを伝えます。そうすると、社員の持つビジョンと会社の期待とが重なる部分が見えてくるはずです。

上司は部下のビジョンの実現を理解して応援する。そして、部下は会社からの期待に応える様に努力する。このような相互協力が上司と部下の間で合意されることがポイントになります。

「両者の重なり部分を中心に業務を与え、適切に指導してあげる」
「徐々に重なりを増やしながら、両者のビジョン・期待を実現していいく」

このようにして、社員のモチベーションが上がると同時に、会社の業務もうまくまわって行くでしょう。