FAXを使った営業は? ファックスDMの効果を考えてみました。
2013/07/06
広告やチラシを様々な所に一斉にファックスで送るファックスDMという方法があります。
1件1件、FAXを送るのは手間ですが、ファックスDMを行っている会社に頼めば、何千、何万というところに、自社の広告やチラシを見てもらうことができます。
ある意味、手軽にできる方法なので、「一度やってみよう」と思った人も多いのでは。
で、実際どうなのかというのを私なりの感想を書きたいと思います。(何年か前にこのファックスDMを結構使ったことがあったので・・)
まずファックスDMは反響もありますが、その分クリーム率も高いということです。
私の実体験でいうと、ファックスDMを送って、商品の問い合わせが1件あるとすると、5件から10件くらいのクレームがありました。
「FAX不要」
「広告は結構です」
といった内容のクレームです。
中にはもっときついことを言ってくる方もいらっしゃいますが・・・
しかし、商品への問い合わせもかなりの確率で期待できるので、即効性のある営業方法と言えるでしょう。
言ってみれば、劇薬のようなものかもしれません。その薬を飲めば、「お問い合わせ」という効果がすぐに現れます。
しかし同時に「クレーム」という強い副作用もあります。その薬に常時頼るようになると、体が蝕まれるように、企業ブランドも蝕まれてしまいます。
なので、この劇薬は一切使わないという選択もあります。しかし、時と場合でうまく使い分けるという選択もあるかと思います。
また、FAXの送信のし方を工夫すれば、本来、劇薬だったものが、一般の薬のレベルまで落ち着かせることもできるかもしれません。
参考書籍: