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悪中論(上念司)で改めて考えるグローバル経済

2013/11/11
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中国ビジネスのリスクが叫ばれています。
尖閣問題や反日デモなど、中国マーケットにおける日本企業のイメージは依然厳しい状況にあります。
日本企業は今後どのようにビジネスを展開していけばいいのでしょうか。

「悪中論 ~中国がいなくても、世界経済はまわる 」(上念司 著)では、
中国の政治・経済にまつわる知られざる内情を紹介した本です。

日本人の私たちには想像を超える内容も書いてあります。
俗に言うチャイナショックというものが本当に起こりうるかについても触れてあります。
これを読めば、中国市場でビジネスをすることのリスクを再認識することができるかも知れません。

しかし問題は、これを踏まえて、私たちは何をするべきかということです。

中国市場から撤退するのか、それでもこの市場に残り続けるのか。

最近では中国撤退をテーマにしたセミナーが頻繁に開催されるようになってきましたが、
10年前はこれとは逆。
中国進出セミナーが盛んに開催されていたのを思い起こします。

10年で状況が一変してしまいます。
ということは、10年後は、また違った状況があるのかもしれません。

どの市場が次は成長するのか、
どの市場はリスクがあるのか、

このようなことを理解することは大事ですが、
あまり振り回されても意味がありません。

経済はどんどん変化し続けるのですから。

チャイナリスク、チャイナショックが叫ばれる今日、
変化し続けるグローバルマーケットの中で、
変わらない軸をしっかり持つことも、一方で大事なことだと改めて思う今日この頃です。



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