2014年度予算案 過去最大95兆円 税収は増加、国債は減少
2013/12/25
政府は24日、2014年度予算案を閣議決定しました。
それによると2014年度一般会計の規模は過去最大の95兆円。
2013年度予算より3.5%増、2年連続の増額です。
歳出での特徴は、
社会保障費は過去最大の30兆円、
公共事業は2年連続増加の約6兆円、
防衛費も2年連続増加で約4兆9千億円
などがあげられます。
歳入では、
2014年4月の消費税率アップと景気回復に伴う法人税収の増加などを見込み、
税収を50兆円規模としています。これは7年ぶりの高水準です。
また国債の発行は前年度より1兆円抑えた
41兆2千億円としています。
この予算案について野党からは
「無責任な将来へのつけ回しバラマキ予算」(民主党)
「消費税増税実現予算、悪循環予算、公共事業だのみの」(社民党)
「走予算、生活を破壊」(共産党)
などの批判があがっています。
日本の債務残高は1千兆円を超えて危機的状況とも言われています。
今後どのように財政再建をして行くかが課題だと思われます。