共創スクエア

株式会社イニシア・コンサルティング

ブランド構築の極意

ブランドで組織変革を実現する

代表取締役社長 丹生 光

共創スクエア

中堅中小企業にも広がるブランド構築

昨今、大企業ばかりでなく、中堅中小企業においてもブランド構築に取り組む企業はふえてきました。ブランド構築のためには、まずは社名やブランドロゴを刷新したり、ブランドメッセージを発信するなどの取り組みがあります。これは外部向けに企業イメージを高める効果があり、アウターブランディングと呼ばれます。

それに対して、社内を外部に約束した通りに変革する取り組みをインナーブランディングと呼びます。それには、次の二つの取り組みが必要です。

インナーブランディング 鍵となる2つの取り組み

まずは、「ヒトの心と行動の変革」です。いわば、ソフトの部分です。社内向けスローガンや社員の行動指針を定め、ブランドブックとして配布するなどの取り組みです。

もう一つは、「企業の枠組み改革」です。いわば、ハードの部分です。お客様接点のマニュアルや商品開発基準に反映したり、中期経営計画に盛り込むなどです。

ブランド・マネジメント 「を」と「で」の違いを理解する

これらの両方の取り組みがなくては企業は変わりません。このように、企業組織の本質を変革し競争優位性を高めるためには、ブランド「を」マネジメントする段階と、もう一歩進めてブランド「で」全社をマネジメントする段階が必要となってきます。

ブランド「を」マネジメントするためには、ブランドアイデンティティー構築、ブランドロゴデザイン体系、アウターコミュニケーション、インナーコミュニケーション、グループブランド管理体制の構築、グローバルブランディング、知的財産権の保護と運用などが必要です。

さらに、ブランド「で」全社をマネジメントするためには、ブランド課題の設定、組織ミッション・ビジョン創り、中期経営計画への組み込み、お客様接点マネジメント、顧客関係性マネジメント、商品・サービスマネジメント、IRブランディングなどが求められます。

■ブランド構築への全体アプローチ

ブランド構築への全体アプローチ

ブランドで企業が変わる

これらの施策を順を追って、着実に打っていくことによってはじめてブランドによって企業変革が達成されます。このような取り組みをしていくことで、企業がお客様から認められ、自分たちも誇りを持ち、経営者も自信を持って企業のかじ取りが行えるようになるのです。

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