2013/10/17
SEOについての情報は巷に溢れています。
「ペンギンがどうした」
「パンダがこうだった」
などなど
その中で本当に必要な情報はどうやって知ればいいでしょうか。
先日、こんな記事を書きました。
「最強はGoogleが教えるSEO」
Googleが公式に出している情報を読めば、それが一番のSEO対策になる。
それはある意味、当然と言えば当然です。
しかし、さらに踏み込んで、
SEOとして知るべき、最も重要なことは何かと考えてみました。
言いかえれば、
SEOとして知るべき、たった1つのこと。
それだけ知っていれば十分と思えること。
それは、検索エンジンの運営元(開発元)の行動原理を理解できれば、
おのずと見えてきます。
Googleなどの検索サービスを提供している企業はどんな組織でしょうか?
大学の研究機関でもなければ、ボランティア団体でもなく、特定の政治団体でもありません。
純然たる一民間企業です。
その目的は売上を上げること、利益を上げることであり、
株式市場に上場してる企業であれば、
その利益を株主により多く還元することが最大の目標であると言えます。
このような目標を達成するために
Googleなどが恐らく考えていることは次の様なことだと思います。
より多くのインターネット・ユーザーに
自社の検索サービスを使ってもらいたい。
そうすれば、ネット広告やその他様々な有料サービスで
より多くの収益を得ることができる。
従って、
インターネット・ユーザーが他社の検索サービスに流れてしまうことは
避けなければならい。
そのためには、自社の検索サービスが、
他社の検索サービスよりも、魅力あるサービスである必要がある。
すなわち、
ユーザーが求めている情報を、より正確に、より早く見つけられる
サービスであることが求めらる。
Googleなどの検索サービスを運営している会社は、
このように考えているはずです。
さて、話は変わりますが、
最近、
コンテンツ自動生成、
クロ―キング、
隠しテキスト、隠しリンク
などのようなSEOに対しては、
Googleがペナルティーを科す可能性があると言われています。
これらの行為は、検索エンジンを「欺く行為」だと言うことらしいです。
Googleは、
このような「欺く行為」のあるサイトを見つけて、
検索エンジンの中でのそのサイトの評価を下げることに、
相当な労力を費やしています。
話は戻って、検索サービス運営会社の行動原理についてです。
先述のとおり、Googleなどの会社は、
利益最大化の観点から、
ユーザーが探している情報がより早く、
より正確に見つかる検索サービスの実現を目指しています。
このような取り組みを進めている中で、
検索エンジンを「欺く」と思われるサイトがあることは、
それは、Googleの利益最大化に対する脅威であり、障害であると判断されているでしょう。
このように考えて行くと、
Googleなどの検索エンジンの会社が出すSEOについての様々なガイドラインは、
つまるところ、自社の検索サービスが混乱をきたす様なことを嫌っているからということになります。
なので、SEOについて知っておくべきことは、
次の1つにつきると思います。
あなたのその対策は、
「検索エンジンに真実を伝えないことで、Google社の利益を棄損させていませんか?」