2013/08/19
8月はお盆休み、夏休みなどがあり、
営業活動もイレギュラーになりがちです。
この時期にどんなタイミングで営業をかけるといいのか、
と悩む方も多いかと思います。
以前の記事では、
「
お盆休みこそ営業をかける時期」と紹介しましたが、
今回は、休み明けの営業について書きたいと思います。
多くの人が夏休みをとります。
帰省したり、旅行に行ったりと、
会社から、仕事から離れて、普段できないことをして
体も心もリフレッシュしています。
その夏休みが終わり、再び会社や仕事に復帰してきます。
それはどんな様子なのか考えてみると、
まず、
休み中に溜まった仕事がたくさんある状況です。
メールや書類などやらなければいけない仕事が山の様にあるかもしれません。
次に考えられるのは、
休み中に思いついた新しい企画、新しい考えを
仕事で実践してみようとしている状況です。
普段は忙しくて中々時間がとれない人でも、
夏休み中は、ゆっくりと考えることができるかもしれません。
そこで浮かんだアイディアを休み明けから取り組んでみようとしている状況です。
どちらの場合でも、お客さんは休み明けには、
やらなくてはならないこと、
あるいは、やってみたいこと、
が頭の中にあり、それを実行しようとしている時だと思います。
そのように、お客様の状態を想像すると、
休み明けにすぐ、営業の電話、営業のメール、などを行うのは
「この忙しいのに、営業か!」と思われてしまいそうです。
もちろん、全ての人が休み明けはこんな状態であるとは言い切れませんが、
営業するときには、何らかの仮説が必要です。
いわゆるPDCAサイクルというものです。
お客様の状態を想像して、
それに対してどんなアクションを行うのか、
そしてその結果、どうだったのか、
それを踏まえて、何を変えていくのか、
このようなプロセスをどんどん回して行きながら、
理想の営業スタイルに近づいていく必要があります。
お盆明けの営業、夏休み明けの営業でも、
このようなPDCAサイクルは必要です。
そして、それを始める最初の仮説として、
「休み明け直後のお客様は忙しい」
と仮定するのは有効だと思います。
その忙しさが落ち着くであろう、
半日後、あるいは翌日などから、
営業を本格化させていく、
という仮説の中で営業プランを作ってみてはどうでしょうか。
私の過去の経験からみても、
休み明けの直後よりも、その少しあとの方が、
DMの反応率などがよかったと思います。
これは夏休みやお盆やすみだけでなく、
週末が終わった後の営業でも同じだったように記憶しています。
私の場合は、月曜日ではなく、1日ずらした火曜日のほうが、
営業しやすかったと記憶しています。
しかし、これは業界や商品、経営スタイルなど、
いろんな要素で変化するものですが、
みなさんごとに、PDCAサイクルを回して、
あなたにとってのベストな営業手法を確立してみて下さい。