カラープランニングオフィス Sunlight
代表 渡辺江利子
「組織変革」と聞くと、組織そのものの構成を変えたり、人事制度などの仕組みを変えたりといったことを思いつくでしょう。
しかし、それらはあくまでも「形」の話。本来、何の目的でそういったことを行うのでしょうか?これは「意識を変える」ことであると私は考えています。
つまり、人というソフトの部分を変えるために構成や仕組みといったハードの部分を変えるのです。
しかし、いくらハードの部分を変えても簡単に人というソフトは変わりません。ではどうすれば組織変革の本来の目的が達成されるのでしょうか?
それは人財の育成、ここに尽きるでしょう。「自分で考え行動し結果を出せる人財」がいることで、組織が欲しい成果を出せる仕組みを自らが考え、創り、行動してくれます。
では具体的にどのような人財育成の教育を行えば組織変革に結びつくのか?
時代によって求められる人財像は異なりますが、今の時代に必要なのはファシリテーション型リーダーではないかと考えています。
ファシリテーション型リーダーとは、メンバーの意思を尊重しつつも方向性を一つにまとめていくことができる人のこと。
リーダーを育成することで、働く人の意識をより良い方向に変え、本当の意味の組織の変革、組織のイノベーションは行えるのです。