2013/11/14
安部政権発足の後、総理の強い意向で日銀総裁が交代して黒田氏が就任しました。
以降、政府と日銀の連携した一連の政策によって円安基調が実現しました。
いわゆる「アベノミクス」の始まりです。
これにより、これまで苦戦を続けてきた国内大手のメーカー各社は軒並み息を吹き返して
好業績を達成することができています。
もちろん、これまでの企業努力も相当あるはずですが、
このように通貨政策によって日本の経済状況が一変することを私たちは目の当たりにしました。
今後も円安は続くのか、またそれに伴って株価の上昇傾向も続くのか。
これらのことを単に傍観するのではなく、
私たちも自分のこととして考え、それぞれの置かれたビジネスの状況に合わせて、
思い切ったチャレンジをして行くことが必要かと思います。
今回ご紹介する、【 円の興亡 「通貨マフィア」の独白 】は
私たちがあまりなじみのない、通貨当局間の舞台裏にスポットを当てて、
通貨交渉の最前線を描いています。
私たちが普段目にする、為替レートの変動の裏で、
財務官僚がどんな動きをしてきたかを知ることができる一冊です。
為替の裏側を知ると、明日からのビジネスも少し違って見えてくるかもしれません。