三菱航空 三菱リージョナルジェット(MRJ)40機を受注
2014/07/15
国産ジェット機が順調です。ブルームバーグによると、三菱重工の子会社、三菱リージョナルジェット(MRJ)がジェット旅客機の受注を伸ばしている様です。
国産初のジェット旅客機、三菱リージョナルジェット(MRJ)を開発中の三菱航空機は14日、40機を受注する覚書を米イースタン航空と締結したと発表した。
今後は早期に正式契約を締結する予定としている。イースタン航空への納入は、2019年に開始する計画。
日本は第二次世界大戦前まではゼロ戦に代表されるように、高性能の航空機を製造していました。しかし戦後はGHQの占領政策の中で、航空宇宙開発分野への研究開発を一時ストップさせられた時期があり、これによって、日本の航空機産業はアメリカやヨーロッパに後れをとってきた経緯があります。
三菱重工はこれまでも、ボーイング社と共同開発を行い、主翼の製造を担当したりするなど、航空機の重要部分の製造を担ってきました。
MRJのジェット旅客機は日本初の国産ジェット機です。そのことだけでも大きなことですが、今回の報道からも分かるように、確実に受注を増やしてきています。
近いうち日本が航空産業でリードする日が来てほしいものです。