日銀 金融政策会合、異次元緩和を継続、景気判断「緩やかに回復」
2013/12/20
アベノミクスは継続される見通しです。
20日に日銀は金融政策会合を開催し、質的・量的金融緩和の継続を決定しました。
これは2013年4/4に発表された、いわゆる異次元の金融緩和策で、
2012年末時点に138兆円だった資金供給量(マネタリーベース)を
2014年末までの2年間で約2倍の270兆円に増加させる政策が継続することになります。
先日発表された日銀短観では、大企業だけではなく、中小企業にまで景況感が改善していることが確認されました。
今回の金融政策会合でも、国内の景気判断は、「緩やかに回復している」と3ヶ月連続の据え置きの表現がとられました。
物価や消費の動向が順調に推移しているというのが、今回の決定の根拠となったようです。
これにより、アベノミクスの政策は継続される見通しになりました。
これが本当のデブレ脱却・景気回復につながるのかは、今後を見守りたいと思います。
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