ホワイト企業 サービス業化する日本の人材育成戦略(高橋 俊介)
2013/12/10
![](http://ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&ASIN=4569817378&Format=_SL160_&ID=AsinImage&MarketPlace=JP&ServiceVersion=20070822&WS=1&tag=bizteria-22)
![](http://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=bizteria-22&l=as2&o=9&a=4569817378)
いわゆるブラック企業が社会問題となっています。
「今度入社する会社はもしかしてブラック企業?」
そんな感じで、普通に使われる言葉となっています。
2013年流行語大賞は
今でしょ!
お・も・て・な・し
じぇじぇじぇ
倍返し
の4つが選ばれましたが、
トップテン入りを果たした言葉として、
この「ブラック企業」があります。
ブラック企業対策プロジェクト共同代表、NPO法人POSSE代表の
今野晴貴さんが受賞しています。
「人を活かす経営」 - 組織変革、人材育成、モチベーション
そんな「ブラック企業」という言葉ですが、
意味はみなさんご存知のとおり、
過酷な労働環境がある企業を指しています。
経営者が意図的にそうしている場合もありますし、
知らず知らずのうちに環境が悪くなり、
「気づいたらブラック企業になっていた」なんていうこともあります。
この後者の場合は、
経営者から見ると、なんとか環境を改善して、
従業員がどんどん辞めていく
「ブラック企業」体質から脱却したいと考えていることでしょう。
そこで目指すものとして、「ホワイト企業」というキーワードがあります。
ブラックの反対のホワイトですから、
何となく意味は分かります。
従業員が働きやすい環境があって、
離職率も低い企業を指すだろうことは容易に想像できます。
しかし、問題なのは、どうやってそれを実現するかです。
たくさん給料を上げれば、離職率は下がりますが、
そんな資金的余裕がある会社は少数です。
また、世の中は転職サービスが充実していますから、
常に他の企業への転職の誘いがたくさんあります。
そんな状況の中で、
従業員がやる気をもって、自分の会社でずっと働き続けてくれる。
そのためには、労働時間や給与などの待遇面だけではない、
従業員のモチベーションを維持させる取り組みが必要です。
それを実現できればホワイト企業と言えるでしょう。
「ホワイト企業 サービス業化する日本の人材育成戦略」(高橋 俊介)には
そのためのヒントが見つかるかもしれません。
![](http://ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&ASIN=4569817378&Format=_SL160_&ID=AsinImage&MarketPlace=JP&ServiceVersion=20070822&WS=1&tag=bizteria-22)
ホワイト企業 サービス業化する日本の人材育成戦略 (PHP新書)