iPhone6の発売が注目されています。これまでの機種よりもディスプレイが大きく、また、さらに薄幅になったことも特徴的ですが、それ以外にも、ディスプレイの解像度、カメラ、ワイヤレス接続、セキュリティ、iOSなど、様々な点に改良が加えられています。
今回のiPhone6に限らず、スマートフォンは既にビジネスシーンの様々な場面で活用されています。今後、業務の中で、どのような活用のされ方が考えられるのか。専門家の方々に聞きました。
今回は、有限会社ウインの取締役で、工務店・ゼネコン専門の経営士をされている出口経尊さんからの回答をご紹介します。
【ビズテリア経営企画 編集部】
建設業界はIT化が遅れていると言われている業界です。出先や建設現場において業務を行うためPCを使える環境は事務所などに限られています。また専門の協力業者があって成り立っている業界でもあり、驚くほど電話・FAX・メールのやりとりが多く、その確認作業でかなりの時間を費やしています。
しかしスマートフォンの普及が進み、また今回のiPhone6によってさらにバッテリー、防水、画面サイズ等の条件が整ってきていることで、この業界でのIT化も進んでいくと思われます。
このようなメリットの結果、残業が減って一人当たりの担当する現場を増やすことができるかもしれません。また、協力業者間のスムーズな情報連携によって、これまでのような工期の遅れが減ることにつながると思います。
建設現場には、たくさんの会社が協力し合って作業を行っているようです。iPhone6の登場で、そのような現場での情報のやり取りがIT化されると、生産性は一気に上がるかもしれません。
【ビズテリア編集部】