2013/07/09
先日、あるブログのあるページへのアクセス数が1日で急上昇しました。
普段のアクセス数の数十倍もの数値です。
そのページはこちらです。
■彦星は織姫に会えたか? (セオプレス7月号より)どうしてこれほど急激な上昇が起こったのでしょうか?「魅力的な記事だったから」
それもあるでしょう。
しかし、それでは、ある日突然上昇した理由の説明にはなりません。
Googleトレンドで調べると、その理由が見えてきました。
Googleトレンドは特定のキーワードの検索回数が
どのように変化したかを調べられるサービスです。
ここで、"彦星と織姫"をキーワードとして入力すると、
次のような結果が表示されました。

2005年から現在までの検索回数がグラフとして表示されました。
横軸が時間(年)で、縦軸が回数です。
毎年7月にピークがあり、それを毎年繰り返しています。
特に今年7月は大きなピークとなっています。
この7月は何があるのでしょうか。
そうです!
7月7日の七夕です。
今回の記事もこの七夕の日にアクセス数が急上昇しました。
理由が分かると、「なんだ、そんなことか」と思われるかもしれませんが、
ここに、重要な示唆があります。
それは、検索キーワードの中には、
毎年、特定の時期にだけ急上昇するものがあるということ。
つまり急上昇を予想できるということ。
そして、そのキーワードを入れた記事を
ピーク予想時の少し前に投稿することで、
通常の何十倍ものアクセス数を獲得することができる。
ということです。
もちろん、いくら急上昇の予想されるキーワードでも、
自分のウェブサイトと何の関係もない記事を書いても意味がありません。
しかし、何か記事をアップする際に、
Googleトレンドなどでキーワードを調べて、そのワードをタイトルに織り込む。
ちょっとの手間ですが、
これをするだけで、アクセス数が何十倍も違ってくるのであれば、
一考の余地があるでしょう。
みなさんも、是非、試してみて下さい。