共創スクエア

税のテリア

決算書は何も語らない(安本隆晴) 集約された、その裏を見通す

2014/01/02
共創スクエア
「決算書は何も語らない」
この言葉を聞いたとき、一瞬「えっ」と思ってしまいます。

決算書は、何も語らないどころか、いろいろな場面で必要とされるものだからです。
納税についても、法人税から消費税、所得税と、さまざまな課税金額を知るためには、決算書は必要です。

その決算書が何も語らないとはどういうことなのでしょうか。

この本の著者、安本隆晴さんの言いたいことは別のところにあるようです。

決算書の裏側を読め。
見えない無形資産が大切。

と指摘しています。

決算書は企業の経営活動の集大成とも言えます。
一年間の経営内容を集約している報告書です。

しかし、一方で、決算書を作る過程の中で、
経理情報が集約されていく中で、
様々な情報がまとめられて、消えていくのも事実です。

したがって、決算書はその性質上、
そこには載っていない情報が山ほどあるわけです。

その決算書には、どんな裏側があるのか。
どんな無形資産があるのか。

決算書に載っていないものを見通す力、推測する力を
教えてくれる一冊かも知れません。

決算書は何も語らない(仮) (PHPビジネス新書)

■この記事についてのお問い合わせ
税のテリア
共創スクエア
スペシャル・インタビュー
  • 女性活躍の正しい実践とは
  • 人を幸せにする経営
  • 日本の農業を世界に
  • 経営のマインドを取り戻し、将来のビジョンを描く
  • マイナンバー制度 導入に向けた不安に応える
  • 多様性ある社員をやる気にさせる人事制度を
  • 成長戦略にのっとったM&Aとは
  • 事業承継のポイントは、経営理念の確立と浸透
  • バランス・スコアカードで元気な日本的経営を取り戻そう
  • ソーシャルメディアはエンゲージメントを高める所
  • 「困ったこと」のビックデータ解析が、マーケティングの鍵に
  • 机上の空論にならない経営計画
  • 事業承継の最重要課
  • どんな会社でも能動的な営業・販売をすることなく、「顧客の欲求」を動かす事ができる。
  • 変容する中国で生き残る 戦略マップによる経営の可視化を
  • HIT法による業務の可視化
  • 「バズる」ブログ - その運営の裏にある組織風土とは
  • クラウド時代の業務改革
  • 中堅企業が取組む現実的な業務改革とは
  • 日本のベンチャーが世界で活躍する日
  • 組織変革のためのZERO経営とは
  • 組織は劇的に生まれ変わる
  • プロジェクトリーダーの育成
  • コミュニケーション不全を解消し、組織力を高める
  • サプライチェーン・マネジメントと業務改革
「経営に役立つ記事」セレクション
共創スクエア
特集「経営の可視化」
Information