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彦星は織姫に会えたか? (セオプレス7月号より) | セオプレス | ビズテリア

彦星は織姫に会えたか? (セオプレス7月号より)

2013/07/01
七夕の物語で知られる織姫と彦星。この2人は結婚しているのに、天の川で年に1度しか会うことが出来ないのはあまりにも切ない話に感じられます。
 しかしながら、東の夜空より昇ってくる壮大な天の川を眺めていると、切なさも自然と吹き飛んでしまいます。
 ここで素朴な疑問が1つ。織姫と彦星は本当に年に1回会えているのでしょうか?
 織姫はこと座のベガ、彦星はわし座のアルタイルを指し、この2つの1等星と同じ時期に夜空に輝く1等星、はくちょう座のデネブを直線で結ぶと夏の大三角形が出来上がります。このとてつもなく大きな三角形の一辺をなす織姫と彦星の直線距離はなんと!約14.428光年にも上るようです。1光年=9兆4600億kmとして計算すると織姫と彦星の“関係”は約136.5兆km、島根県の東西距離の9099億倍以上、地球約34億周分もの凄まじい“遠距離”であることが分かります。
 毎朝、大山町を出発して安来や松江を走り回っている私はどれだけちっぽけな存在でありましょう。せめて気分だけでも、織姫と彦星に負けないくらい大きく持ちたいものですね。


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