日銀の4月展望リポート、目標の2%物価上昇 達成の公算
2014/04/10
ロイターによると、日銀は4月30日に発表する展望リポートにおいて、
来年度の消費者物価の見通しは2%になると見込んでいます。
これは昨年日銀が量的緩和を始める際に目標としていた、
「2年後に2%の物価上昇」を達成する可能性があるということです。
国内の景況感が改善される中、賃金や物価が持続的に上昇していくだろうと
日銀は考えているということです。
しかし今月からの消費増税によって、足元の消費は一時的にせよ冷え込んでいます。
政府の発表した追加の補正予算の着実な実施などによって、
景気が腰折れすることなく、国内の需給環境が速やかに回復していく必要があるでしょう。