ビジネスシーンでよく使われる言葉、マーケティング。社内にマーケティング部という部署を置いている会社も少なくないでしょう。
しかし、社内でマーケティングとは具体的に何をすることなのかが明確に定まっている企業は少ないと思います。会議においてマーケティングに対しての認識が担当者毎に異なっているというケースもあるかもしれません。
そこで今回は、日々当たり前のように使っている「マーケティング」ついて、その本質を専門家の方々に聞いてみました。
今回は、パートナーオブスターズ株式会社 代表取締役の星野善宣さんからの回答をご紹介します。
マーケティングの目的は、自社のサービス/商品をいかに売り込まずに選んでもらえるようにするかです。営業では売り込むことに主眼がおかれるのに対してマーケティングでは選んでもらうことが主眼となります。
このマーケティングを行うためには、ターゲットとなる顧客を定めて、狙った認知を持ってもらうことが必要となります。市場調査、広告対策といったことはもちろんですが、ターゲットに対するブランド構築も含みます。
このようにマーケティングは経営戦略の主軸となるものですが、これからマーケティングに初めて取り組もうとする場合、何から始めたらよいでしょうか。
マーケティングの教科書として良く知られているものとして、フィリップ・コトラーのマーケティング理論があります。
当社ではブランドマネジメントフレームワークとしてC-STARというものを用いており、そのなかでもマーケティング部分はコトラー理論の4P戦略の利用おすすめしています。
中小、ベンチャー企業でもわかりやすく、どんな商品サービスでも考える必要性があるためです。そこに考え軸としてブランドコアをフィルターとすることで、ぶれない展開が可能になります。