TPP交渉 米通商代表、農産品あげ「日本は厳しい決断を」
2013/11/15
米通商代表部(USTR)のフロマン代表はワシントンで講演して、今後行われる日本とのTPP交渉について厳しい見方を示しました。
これは日米財界人会議で話された内容ですが、TPPは年内妥結というこれまでの目標を維持するということで、これから年末に向けて、交渉は大詰めを迎えそうです。
そして、交渉について、「粗悪な協定を結ぶことはしない」として、玉虫色の決着や安易な妥協を探ろうとする動きをけん制しているようです。
また、フロマン代表は「聖域は認めない」という趣旨の発言もしています。
これは以前、安部総理が「聖域なき関税撤廃を前提とするTPP交渉には反対する」とした内容とぶつかる可能性があり、今後の交渉の推移に関心が集まっています。