干支の未（ひつじ）にちなんで、羊（ひつじ）にまつわる雑学を ２つ　　（セオプレス１月号より）

◇ 『 メリーさんのひつじ 』は実話

　１８３０年のアメリカ、ボストン郊外のサウス・ザドベリーに住んでいたメリーという名前の女の子の話。彼女が通う保育園に家で飼っていた羊がついて来て離れなかったそうです。

◇ 羊かんはもともと羊の肉料理

　中国から平安時代に遣唐使によって伝えられた羊のスープを、肉食ができないお坊さんのための精進料理として小豆と甘葛で作られたのが現在の羊かんの始まりだそうです。

　尚、「羊を数えると眠れるか！？」については多くの説がありはっきりしません。発祥はイギリス。sleep（スリープ・眠れ）の発音を繰り返すうちにsheep（シープ・羊）になったとか。日本語では別なものを数えた方がよく眠れそうです。