「1月行く・2月逃げる・3月去る」 (セオプレス2月号より)
2015/02/02
「1月行く・2月逃げる・3月去る」はこの時期がとても早く過ぎ去る感覚をうまく表しています。
2月は28日間と1年の中で1番日数が少ない月で、スケジュールがアッと言う間に詰まってしまう方も多いのではないでしょうか。
ところで、この1月・2月・3月を毎年同じように過ごしている方が意外に多いとお聞きします。これはこの時期をより一層早く感じさせることにつながっています。
「主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価される」
(ジャネーの法則)
では、新しい体験や驚きの多い若い時代に比べ、年を重ねるにつれ同じ経験が上書きされ刺激が薄れがちになってしまい、時の経過を早く感じるようになることが分かります。
限られた時間を長く充実した時間として感じるためのキーワードは今年の干支でもある「未」。
未知・未経験・未体験の「未」です。
初めて出会う人との関わり、初めての場所、新しいチャレンジ、同じことをする時も視点や考え方を新しくしてみるなど、有意義な時間へのヒントがたくさんあるように思います。
誰にも同じ1日24時間のはずが、過ごす人によって差が出てしまう。2月はそんな油断ならない月とも言えそうです。