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五感で味わう花火大会  (セオプレス8月号より) | セオプレス | ビズテリア

五感で味わう花火大会  (セオプレス8月号より)

2014/08/18

 「米子がいな祭」、「やすぎ月の輪まつり」では天候が危ぶまれる中、花火大会が開催されました。「松江水郷祭」では巨大台風11号の接近に伴い一時は中止となりましたが、花火大会の30日開催が決まりました。他地域では大型の花火大会が完全中止になり準備された花火を全て廃棄という残念なニュースも報じられる中、松江では関係各所との調整がなされ開催への道筋が作られたことを素晴らしいと感じます。30日は晴れて9,000発の花火が松江の夜空へ打ち上がることを祈るばかりです。

 『日本の花火は世界一』と良く聞きます。世界ではイベント等の一部で短時間行われるのに対し、日本では花火大会として“花火”が主役になるイベントが数々行われる独自の文化が背景にあるようです。きっかけとなった江戸時代に将軍・徳川吉宗の命により行われた「両国川開き」は当時、疫病などで亡くなった人の慰霊と悪霊退散を願って行われたと伝えられています。玉屋と鍵屋が互いに切磋琢磨し競い合ってより見事な花火を作り上げた、花火師としての職人文化も日本独特のもののようです。

 ところで、花火大会を現地で見た時とテレビ中継で見た時で全く感動のレベルが違うのは何故なのでしょうか?

 臨場感を五感で味わえるかどうかの違いではないかと思います。特に花火から伝わる振動や火薬の香りは現地ならではのものです。そして個人的に忘れてはならないのが「何を食べるかと」いうこと。
 花火大会の時間は多くの方がお腹を空かしている時間ではないかと思います。周囲の迷惑にならず、ゴミの出ない簡単に食べられるもの…

 私の中でピンと来たのは「生春巻き」でした(笑)



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