始まりの日　　（セオプレス３月号より）

４K、地方創生、ボーン・グローバル、機能性表示、水素、SIMフリー…

ビジネス関連のメディアでは様々な言葉が飛び交っています。

「○○元年？」として注目されるキーワードが例年より多いように感じるのは気のせいでしょうか。 

　ドイツの思想家ニーチェは「すべての知識の拡大は、無意識を意識化することから生じる。」という言葉を残しています。多種多様な情報にあふれている現代社会では、無意識のうちにいかに多くの情報が過ぎ去っているのか想像に難くありません。

　一例ではfacebookにアップされる写真を紙に印刷して積み上げると約24,000m（松江~米子鬼太郎空港の距離に匹敵）になると言われています。

　インターネット等を通じて驚異的な情報量にさらされるたびに、役立つものが何かを意識して考える大切さを痛感いたします。

　物事にはすべて始まりの日があると思いますが、始まりを各々の人が意識した日だとすると○○元年というのは画一的に捉えるよりもむしろ、小さな○○元年があっちこっちにたくさんあっても良いのかもしれません。

私の場合、とあるキッカケから今年はカリフラワーの栽培に初チャレンジの予定です。帰郷して早いものでそろそろ４年、家の畑で野菜づくりを手伝っていますが、カリフラワーは作っていませんでした。記念すべき「カリフラワー元年」となれば良いのですが。種まきの時期が待ち遠しいです。