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でんでんむしのいる風景 (セオプレス6月号より) | セオプレス | ビズテリア

でんでんむしのいる風景 (セオプレス6月号より)

2013/06/28
梅雨の季節にでんでんむしがあじさいの葉っぱの上にいる様子は、日本の趣きある風景として定着しています。
 あじさいの葉には毒があるため、でんでんむしは葉っぱを好んで食べているわけではないようですが、あじさいの花の咲く季節と水分を必要とするでんでんむしの活動時期が重なっていることで、多くの人が梅雨の時期に思い浮かべるお馴染みのイメージが出来上がったと考えられています。
 でんでんむしの殻はいつもピカピカで汚れていません。これは殻の表面に小さな凹凸が無数に存在し、汚れを寄せ付けない構造になっているからなのだそうです。この自然の力は私たちの生活用品の開発にも応用されていると聞きました。
 また、あじさいと聞くと、昨年“フラワー・オブ・ザ・イヤー”受賞となった島根県オリジナルの新品種「万華鏡」が思い出されます。花色のグラデーションから見た目がきめ細かく繊細に見受けられ、とても美しく感じられます。
 こうした人の手により新しい感動が生み出されるエネルギーの背景には、ありふれた日常から得られる気付きや心の豊かさがあると思います。毎日を活動的に過ごす価値について改めて痛感する次第です。

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