愛撫2

しかし、片一方で、人間が生まれて母からはなされ言葉なくすごしたらたちまち死滅したという現実もあり、我々は都心に赴く場合、勿論社会に於ける個人の使命が、あくまでも商談であるとかレジャーであるとかいずれにしても幾万もの巨大集合体が無関係に連日存在する状態になり、居酒屋ですら個室にあるとこにおいて、この緊迫した社会から原始的な欲を満たしながリスクを回避すべく、密着型マッサージであるとか、男性のエステティックであるとか、人間における表面的外面的な精神的愛撫が新たに勃興しているてんが、社会の締め付けと例の道徳からの抜け穴として隆盛の兆しをみせているのが人間はまだ金権全権に負けてないじゃないかと夜道に思うのである。もっともハグやキスでいいなら話が早い。添い寝の店というのはそんなとこであるが、いかんせん、わたしは寝るのが好きではなかったという根本的なミスがあり、ついぞ愚痴に終止してしまった。
男性陣は女性から
愚痴を頂く場合こそ、奉仕的な意味合いを積極的に利用して精神的愛撫をするべきであり、これが日本が更にもう一度進化したい点ではないかと思うのである。
す