What It Takes To Be a Good Language School 良い語学教室を見分けるポイント③教育法のベストミックス

学ぶ側の個別のニーズへ適応する心構え①と、先人たちが編み出した教育法への敬意②を身に着けた教育者が、それではどの教育法がどのようなニーズを満たす事に効果的かということを考えたとき、ほぼ必然的に教育法のベストミックスを考案することになるでしょう。

極端な例を挙げるとしたら、小学校１年生にいきなり文法翻訳法を適用して、現在完了法や分詞構文の詳細の説明を試みることは考えないでしょうし、会社からTOEICのスコアを上げるように勧められているサラリーマンに、全身反応法の授業を延々と行うことも考えにくいですよね。

良い例としては、Proficiency Test（熟練度試験）によって、総合的なレベルだけでなくカテゴリー別（ヒアリング力、作文力、会話力、etc.）の得意不得意も量った上で、どのアプローチとどのアプローチにそれぞれどれだけのフォーカス（時間など）を投じるかを考え、そしてどのように勉強していくかを出来るだけ丁寧に学ぶ側に説明するというスタイル。これを目指す教室を選ぶのが望ましいと思います。