LUNA SEA style

意外なようで僕はLUNA SEAの大ファンで、それこそニューアルバムには久しぶりに心を打たれた昨年だったんですが、僕らの世代としては大パノラマのSHINEのほうがすきなファンも多いかなと思いますが、styleはアルバムとしてはちょっとJロックっていうにはかなり洋楽チックな所もあって、あのとしのアルバムはミスチルが今と違って深海なんて最高にロックなアルバムがあり、あとはこれ！レコードならシングルは全部B面じゃないか!?っていう、つまり、シングルがあってとってつけのアルバムではない、例えばGとデザイアには近い野蛮な匂いがあって、一発目のテープリールから霞がかったボーカルで頽廃的ナンバーからの三曲はかなり重いし、ツインギターが最低限で、ドラミングとボーカルの緩急のよさが抜群。三曲目なんかは、スギゾーさんがクリームのフォロワーかなというようなサウンドでこの辺りが官能は失われないうまみ。後半では、END OF～なんて代名詞もぴったり埋まるくらいで、やはりこのアルバムはLUNA SEAがビジュアルで、とけぎらいしてるかたは必聴