９／１９は中秋の名月　（セオプレス９月号より）

　「十五夜お月様」でお馴染みの中秋の名月は、旧暦８月１５日に見られるお月様のことを言います。
　毎年日付の変わる中秋の名月の日は、今年（平成２５年）は９月１９日（木）となります。
　豊作に感謝し、お米で作った月見団子を１５個と秋の七草で知られる薄（すすき）を飾り日本全国一斉にお月様を眺めるという、昔からの風習も今では見られることが徐々に少なくなりました。祖先から長く続く文化・風土が、高度に発展した現代社会を迎えたここ数年の間で日常から離れて行く情景にやや疑問を感じつつ、そう言う私もここしばらく「十五夜お月様」を意識して夜空を眺めた記憶がありません。
　ある社長様から自社の事業承継にあたる想いを聞かせて頂く際に「天長地久（てんちょうちきゅう）」という言葉を教わりました。古来から世界各地で普遍的に続いてきた満月の夜空を見て心動かされるシーンはまさしく天長地久。今年は十五夜お月様にお祈りしようと思います！
　さて、この「十五夜お月様」、毎年が満月になるとは限らず今年は２年ぶりの満月となるようです。
　次回の十五夜の満月は８年後の平成３３年までお預けとのこと。ぜひ今年は晴れて綺麗な満月をお目にかかれると良いですね。